イエプコ表面処理の基本原理
イエプコ表面処理は、クリーニング処理工程とピーニング処理工程の2工程から構成されています。イエプコ表面処理は表面の加工方法や改善目的、イエプコ後に後工程を追加する場合などの要因により処理工程数が変わってきます。処理工程数や使用エージェントについては無料評価テストにより選定します。
イエプコ処理の基本原理
より詳しい解説は以下の通りです。(放電加工面への処理例)
放電加工後の金属表面
放電加工した金属表面には、放電白層が作られます。また、応力によって生じた微細な割れ(マイクロクラック)や、偏析物が脱落してできた微細空孔(マイクロポロシティ)などの欠陥があり、多くの問題を引き起こしています。なお、研削や切削加工後の表面には微細なバリ・カエリ・酸化物などの変質物が作られます。1) クリーニング処理工程
角のあるランダム形状の粒子(エージェント)をワークに吹き付ける事により、放電白層を除去する工程です。エージェントは、ワークの加工方法やワークの材質、改善目的などによって最適なものを選べるように、多くの種類が用意されています。この段階では、変質物に覆われていない表面を露出させるだけで、マイクロクラックなどの欠陥は閉塞されていません。
2) ピーニング処理工程
球形の粒子を吹き付け、マイクロクラックやマイクロポロシティを閉塞させるとともに、表面の平滑化・緻密化を行います。この工程でトリボフィニッシュ用エージェントを用いると、表面に滑り性を持たせる事ができ、離型性を高め、カジリやチッピング、モールドデポジット付着などを防止する効果が出ます。この処理をトリボフィニッシュ処理と呼んでいます。
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